花粉症は事前対策が大事!

こんにちは、おおたかの森こどもクリニックです。

花粉症の季節が近づいてまいりました。2024年は記録的な猛暑の影響でこれにより2025年は例年よりも多い花粉が飛散すると予想されています。中でもスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、前年の夏場の気象条件に大きく影響を受けます。 気温が高く、日照時間が多いとスギの花芽が多く形成され花粉の飛散量が多くなる傾向があるからです。

1月中に花粉のお薬を準備しましょう!

花粉症の薬を予防的に服用すると、シーズン中の症状がずいぶん軽減すると言われています。その理由は次の2つです。

・花粉症のお薬が体内で充分な効果が発揮されるまで約2週間程度かかる

・年明けからすでに微量のスギ花粉が飛散しており、症状が出始める前の段階でアレルギー反応を抑えることにより良い効果が得られる

現在では花粉飛散開始日、もしくは軽くても症状が出たら、すぐにアレルギーのお薬を服用することが推奨されています。そのため、当院でも毎年花粉症で鼻水・鼻づまり・くしゃみなどの症状でお悩みのお子さんには花粉が飛散する前からお薬を服用することをおすすめしています。とくに鼻水・鼻づまり、くしゃみなどの花粉症の症状がではじめる前、いわゆる花粉が飛散する1~2週間前からお薬の服薬を始めると症状が重く発症することを防ぐことができます。これを花粉症の初期療法と言います。

初期療法には次の3つの特徴があります。

【初期療法の特長】

・花粉症の症状の発現を遅らせる

・花粉症シーズン中の症状を軽減できる

・鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状が早く治まる

ただし、初期療法の効果には個人差があります。花粉症の症状や体調によって、初期療法の有益性が異なる可能性がありますので、医師の指導を受けて実施してください。

当院には小児科専門医、アレルギー専門医が在籍しており、一般的な小児科の診療はもちろんアレルギーなどの専門的な相談もお受けしています。毎年、花粉症でお悩みの方は是非当院までご相談ください。

また、当院ではオンライン診療にて花粉症の治療薬の処方を行っております。オンライン診療をご希望の方は当院サイトの下記ページをご覧ください。

https://otakanomori-cc.com/online.html