便秘

「おおたかの森から便秘で苦しんでいるこどもをなくしたい」という想いで便秘専門外来を作りました。私(院長)が病院で勤務していた頃、腹痛のために救急搬送されたこどもが実は単なる便秘であったというこどもを数多く診てきました。
こどもの5-6人に1人は便秘と報告されており、案外多いのです。しかし、お子さんの便秘に気付かず無治療になっていたり、便秘なったときだけ治療を受けてなかったりするこどもがたくさんいらっしゃいます。小児期の便秘放置は一生の便秘の問題につながります。是非お子さんに便秘の徴候がないかご確認ください。以下に該当する場合は、当クリニックの便秘・夜尿症(おねしょ)外来にご相談ください。お子さんと一緒にじっくり時間をかけて診療させていただきます。お忙しい場合、お母様・お父様のみの短時間のご相談・ご面談もお引き受けすることもできます。
こんなことでお困りならご相談ください
- 乳児で踏ん張っているがなかなか便がでない
- 離乳食・人工乳開始したら便が硬くなり排便回数が減った
- トイレットトレーニングを始めたら、おしっこは上手くできるのになかなかうんちはトイレでできない
- 学校に行き始めたらしばしば腹痛を訴える
- 排便時苦労してやっとでる
- びっくりするくらい大きな便がでたことがある
- 排便時に肛門から血がでる
- 毎日便は出ているが、コロコロ便
- 少量の液体状の便が漏れる(便漏れ、便失禁)、肛門周囲がすごくただれる
- かかりつけの先生に相談しても「そのうち治る」と言われ、浣腸だけでおしまいになる。
- かかりつけの先生から「便秘は病気ではない言われ」薬を出してももらえなかった
便秘による腹痛や排便時のストレスで悩むのは、大切な時間を無駄にしてしまう可能性があります。
大人まで便秘を持ち越さないために、是非当クリニックにご相談ください。
治療について
くすりによる治療には4つのゴール(目標)があります。
- お尻にフタをしている便塞栓があるときは便塞栓をまず取り除く
- 外したフタははずしたままにしておく
- おしりまで降りてきたうんちは我慢せずに出し切る習慣をつける
- くすりの中止
中途半端なところでくすりを中止すると容易に再発してしまうので、治療期間はじっくり数年かけて行う必要があります。
便秘のメカニズムや治療内容、日常で気をつけることなどは外来で時間をかけてご説明させていただきます。
夜尿症(おねしょ)

「おねしょなく学校生活を送ってほしい」という想いから夜尿症(おねしょ)専門外来を作りました。
夜尿症は5-6歳児の20%、小学校低学年児の10%、10歳を超えても約5%にも認めらています。こどもにとって肉体的にも精神的にも大きな負担がかかります。すなわち夜尿によってこどもの自尊心や自己肯定感が著しく低するため、友達からのいじめやそれによる不登校、ひいては学力低下や無気力な状態を引き起こす可能性があります。その結果、進学を含めたその後の人生や精神的な問題、家族関係にも影響することがあります。夜尿症は成長とともに自然に治ることが多いのですが、夜尿症のこどもに生活指導を含む行動療法などを行うと、自然治癒率に比べて一年後の治癒率を3倍程度高めることができ、治癒までの期間も短縮できます。5歳を過ぎて夜尿症がある場合は是非1度当クリニックの便秘・夜尿症(おねしょ)外来にご相談ください。お子さんと一緒にじっくり時間をかけて診療させていただきます。お忙しい場合、お母様・お父様のみの短時間のご相談・ご面談もお引き受けすることもできます。
夜尿症の原因については主に2つあります。ひとつは夜間尿量の増加で、尿量が夜間時に通常時よりも増加してしまうことで起きる夜尿症ですが、この場合は尿量を減少させる効果があるとされる抗利尿ホルモンが夜間の睡眠中に分泌不足を起こしていることが挙げられます。2つ目の原因は、夜間膀胱容量の減少です。これは夜間の睡眠中に膀胱に貯蔵できる尿量が通常よりも少なくなってしまうことで起こる夜尿症です。この場合、膀胱が勝手に収縮してしまうことで膀胱の容量が少なくなってしまい、それによって尿を貯蔵することができなくなって、漏れてしまうようになります。
治療について
治療に関しては、抗利尿ホルモンの分泌不足が原因の場合、抗利尿ホルモン剤を使用していきます。尿を濃縮するようになるので尿自体の量が減少されるようになります。また夜間膀胱容量の減少が原因であれば、膀胱の緊張を緩和させてくれる働きがあるとされる抗コリン薬を用います。これによって膀胱の収縮が抑制できるようになって、尿が夜間も溜まりやすくなっていきます。このほかにも睡眠中に尿漏れの状態をブザー音で知らせてくれるアラームがあり、同アラームを装着することで尿意を感じたら起きられるようになるほか、膀胱に貯蔵できる尿量が増えていき、夜尿症を改善できることが期待できるようになります。
なお、どちらか一方ではなく、夜尿症の原因として上記の両方がみられるケースもあります。このほかにも可能性としては少ないですが、膀胱や腎臓などの臓器に器質的な異常が起きることで夜尿症が引き起こされることもあります。5歳を過ぎてからも月1回以上のおねしょが3ヵ月以上続いていることを確認されている場合、夜尿症の原因を調べる必要がありますので、一度当クリニックをご受診ください。

- 院長
- 森川哲行
(日本小児科学会 小児科専門医/
日本内科学会 認定内科医) - 診療内容
- 一般小児科外来、アレルギー外来、便秘・夜尿症外来、予防接種、乳幼児健診、風邪症候群、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、溶連菌感染症、胃腸炎
- 住所
- 〒270-0139
千葉県流山市おおたかの森南1-4-11
ウェルスおおたかの森2F - 最寄駅
- つくばエクスプレス・流山おおたかの森駅 徒歩1分
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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午前診療 | 9:00~11:00 |
9:00~11:00 |
9:00~11:00 |
乳児 健診 9:00~13:00 |
9:00~11:00 |
9:00~12:30 |
ー |
予防接種 | 11:00~12:30 |
11:00~12:30 15:30~16:30 |
11:00~12:30 |
ー | 11:00~12:30 15:30~16:30 |
14:00~17:30 |
ー |
午後診療 | 14:00~19:00 |
14:00~15:00 17:00~19:00 |
14:00~19:00 |
1歳半 健診 14:30~17:30 |
14:00~15:00 17:00~19:00 |
3歳児 健診 14:00~17:30 |
ー |
担当医表 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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午前 | 岩吉 当番医 |
院長 当番医 |
岩吉 当番医 |
芥 岩吉 |
院長 飯田 |
宮武 当番医 |
ー |
午後 | 院長 当番医 |
院長 当番医 |
院長 当番医 |
芥 宮武 |
院長 飯田 |
宮武 当番医 |
ー |