ヘルパンギーナとは

ヘルパンギーナとは、発熱と、口の中の粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴としたウイルス性の感染症です。原因の多くはコクサッキーウイルスA群です。
初夏から初秋に流行し(5月ごろから増加し7月ごろにかけてピーク)、主に乳幼児が発症します。
感染経路
- 飛沫感染:ヘルパンギーナにかかった人の咳やくしゃみ、つばなどに含まれるウイルスによって感染します。
- 糞口・接触感染:水疱や便に排出されたウイルスが手などを介し、口や眼などの粘膜に入って感染します。便へのウイルスの排出は2-3週間と長期にわたります。
症状
2~4日の潜伏期の後、突然の高熱(38~40℃が1~3日続く)、咽頭痛、咽頭発赤が出現します。上あごの粘膜やのどの奥に直径1~2mmほどの小水疱や潰瘍があらわれ、痛みを伴います。
一般には軽症で、2~4日程度で解熱し、7日程度で治癒しますが、口腔内の痛みから食事や水分が十分にとれず、脱水になることもあります。
熱性けいれんや、まれに無菌性髄膜炎や急性脳症を合併することがありますが、ほとんどは自然治癒し予後良好です。
診断
症状から臨床的に診断します。
治療
症状に応じた対症療法を行います。
発熱や口の中の痛みを和らげるために、解熱・鎮痛薬を用います。
口の中の痛みで食事がとりづらいことが多いため、柔らかく薄味の食事やのどごしのよい食事にしたり、脱水にならないために水分補給(アクアライトなど)を心がけましょう。
水分や食事の摂取が難しい場合には、補液が必要になる場合もあるので、小児科で診察を受けてください。
注意点
- 長引く発熱に頭痛や嘔吐を伴う場合や、けいれんや意識障害がある場合には、髄膜炎などを合併している可能性があるため、小児科を受診しましょう。
- ヘルパンギーナにかからないためには、感染している人との密接な接触を避けることや、うがいや手洗い(特におむつ交換の前後)が大切です。
- 登校・登園は、熱がさがってから24時間以上経過し、食欲や本人の状態が改善をみて判断しましょう。

04-7156-2225
- 院長
- 森川哲行
(日本小児科学会専門医、日本小児科学会認定指導医、
臨床研修指導医) - 診療内容
- 一般小児科外来、アレルギー外来、便秘・夜尿症外来、予防接種、乳幼児健診、風邪症候群、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、溶連菌感染症、胃腸炎
- 住所
- 〒270-0139
千葉県流山市おおたかの森南1-4-11
ウェルスおおたかの森2F - 最寄駅
- つくばエクスプレス・流山おおたかの森駅 徒歩1分
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00~12:30 | | | | 9:00~13:00 |
| | ー |
| 14:00~19:00 | | | | 14:30~17:30 |
| 14:00~17:30 |
ー |
| クリーンタイム | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 予防接種/専門外来 | 14:00~15:00 17:30~18:30 |
10:30~12:30 14:00~15:30 |
11:00~12:30 14:00~15:00 |
9:00~13:00 14:30~17:30 |
15:30~17:30 |
14:00~17:30 |
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| 担当 医表 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 院長 ・ 岩吉 |
院長 ・ 伏間江 |
院長 ・ 岩吉 |
芥 ・ 岩吉 |
院長 ・ 細田 |
宮武 ・ 吉田 |
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| 午後 | 院長 ・ 細田 |
細田 ・ 伏間江 (~15時半) |
細田 ・ 芥 (~18時) |
芥 | 森川 | 第2.4週 宮武 第1.3.5週 吉田 |
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| オンライン 診療時間表 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・ 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 伏間江 9:00~12:30 |
ー | ー | ー | 伏間江 9:00~12:30 |
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| 午後 | 伏間江 14:00~17:00 |
ー | ー | ー | 伏間江 14:00~17:00 |
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