RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症のイメージ画像

RSウイルスによる呼吸器系の感染症で、発熱、咳嗽、鼻汁などの症状を認めます。出生後早期から感染し、2歳までにほとんどのお子さんが一度は感染します。終生免疫は獲得されないため、どの年齢でも再感染は起こりますが、年長児以降は重症化することは少ないです。
以前は秋から冬にかけて流行していましたが、2012年以降は夏から増加し秋に流行のピーク、2021年以降は春から初夏にかけて増加し夏に流行のピークがみられており、近年は流行時期が変化しています。

感染経路

症状

4~6日の潜伏期の後、発熱・鼻汁・咳などの軽い風邪様の症状で発症します。通常は数日から1週間くらいで改善します。
一部の方は重症化し、細気管支炎や肺炎に発展し、喘鳴・呼吸困難などの症状があらわれます。呼吸の状態が悪い場合には入院することもあります。
乳幼児の気道は幼若で未発達なため、RSウイルスによる気道の障害を強くうけることがあります。特に6か月未満の赤ちゃんは重症化しやすく、また3か月未満の赤ちゃんは無呼吸を認める場合もあるため、注意が必要です。

重症化のリスクが高い方

生後6か月未満の赤ちゃん、早産・低出生体重児、心疾患、肺疾患、ダウン症、神経筋疾患、免疫不全のある方

診断

通常は症状から臨床的に診断します。
検査による診断はRSウイルス迅速診断キットを用いた抗原検査により行います。RSウイルス迅速診断は、1歳未満のお子さんや重症の患者さんで保険適用があります。

治療

症状に応じた対症療法(病気の症状をやわらげる治療)を行います。
発熱を和らげるために解熱薬を用いたり、鼻水・痰の症状を和らげるために去痰薬を用います。
鼻吸引も有効です。哺乳や食欲が低下することもあるため、水分補給を心がけましょう。
重症化し呼吸の状態が悪い場合には、入院して酸素投与や呼吸器による呼吸の補助が必要になることもあります。

注意点

院長
森川哲行
(日本小児科学会 小児科専門医/
日本内科学会 認定内科医)
診療内容
一般小児科外来、アレルギー外来、便秘・夜尿症外来、予防接種、乳幼児健診、風邪症候群、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、溶連菌感染症、胃腸炎 
住所
〒270-0139 
千葉県流山市おおたかの森南1-4-11
ウェルスおおたかの森2F
最寄駅
つくばエクスプレス・流山おおたかの森駅 徒歩1分
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3歳児
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