みずいぼとは
みずいぼは、伝染性軟属腫ウイルスを原因とする皮膚の感染症です。好発年齢は7歳以下の小児です。乳幼児は、皮膚のバリア機能が未熟で、まだ免疫もないため、みずいぼに感染しやすくなります。
感染経路
- 経皮感染:接触により人から人にうつります。また、タオル・おもちゃなどを介した間接的な接触によってもうつります。
症状
みずいぼに感染して2週間~6か月の間に、水っぽい光沢があり、いぼ状に出っ張っている発疹が出現します。お腹・背中・わきの下に出やすいです。発疹の大きさは粟粒大~大豆大まで様々です。
ひっかいてつぶれたり、自然に脱落したみずいぼが、他の皮膚にくっついて感染し、次々と広がることが多いです。
診断
症状から臨床的に診断します。
治療法
治るまでに数か月~数年と長期間かかることもありますが、自然に治ることが期待できます。
治療する場合は、先が輪になったみずいぼ専用の器具で、一つずつつまみとります。多少の痛みはありますが、10個以内くらいなら小さい子どもも我慢できることが多いです。数十個以上できている時は、1回に10個ずつ摘除し、何回かにわけて摘除を行う場合もあります。
痛みを減らすために、処置の1時間くらい前に局所麻酔入りのテープ(リドカインテープ)を貼ってから取る方法もあります。
注意点
- 家庭内での感染を避けるために、入浴後のタオルは別々に分け、入浴中に肌と肌が直接触れ合うことは避けましょう。みずいぼのウイルスは50℃で感染力を失うので、みずいぼにかかっている方の衣類、タオル、寝具などの熱湯消毒が有効です。
- 周囲への感染を予防するために、みずいぼにかかっている子どもは、プールに入る際はタオル、浮き輪、ビート板などの共有を避けること、プールの後はシャワーできれいに皮膚を洗うことが推奨されています。
- アトピー性皮膚炎の子どもは、皮膚のバリア機能が低いためみずいぼにかかりやすいです。また、湿疹と一緒にみずいぼの発疹を掻いてしまうため、全身に無数に増えて広がりやすく、治りづらいです。日頃から保湿剤によるスキンケアと、湿疹の治療(ステロイド剤外用など)をきちんと行い、みずいぼにかからないよう心がけましょう。
04-7156-2225
- 院長
- 森川哲行
(日本小児科学会 小児科専門医/
日本内科学会 認定内科医) - 診療内容
- 一般小児科外来、アレルギー外来、便秘・夜尿症外来、予防接種、乳幼児健診、風邪症候群、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、溶連菌感染症、胃腸炎
- 住所
- 〒270-0139
千葉県流山市おおたかの森南1-4-11
ウェルスおおたかの森2F - 最寄駅
- つくばエクスプレス・流山おおたかの森駅 徒歩1分
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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午前診療 | 9:00~11:00 |
9:00~12:30 |
9:00~11:00 |
乳児 健診 9:00~13:00 |
9:00~11:00 |
9:00~12:30 |
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予防接種 | 11:00~12:30 |
14:00~16:00 |
11:00~12:30 |
ー | 11:00~12:30 15:30~16:30 |
14:00~17:30 |
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午後診療 | 14:00~19:00 |
14:00~17:30 17:30~19:00 |
14:00~19:00 |
1歳半・3歳児 健診 14:30~17:30 |
14:00~15:00 15:30~17:15 17:15~19:00 |
3歳児 健診 14:00~17:30 |
ー |
担当 医表 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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午前 | 荒木 ・ 岩吉 |
荒木 ・ 院長⇒伏間江 (10時に交代) |
荒木 ・ 岩吉 |
芥 ・ 岩吉 |
荒木 ・ 飯田 |
宮武 ・ 当番医 |
ー |
午後 | 院長 ・ 荒木 |
院長 ・ 伏間江 |
院長 ・ 当番医 |
芥 ・ 宮武 |
院長 ・ 飯田 |
当番医 | ー |
オンライン 診療時間表 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・ 祝 |
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午前 | 伏間江 9:00~12:30 |
ー | ー | ー | 伏間江 9:00~12:30 |
ー | ー |
午後 | 伏間江 14:00~17:00 |
ー | ー | ー | 伏間江 14:00~17:00 |
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